ご質問と回答

新潟市急患診療センターに多く寄せられる疑問・質問とその回答をまとめて掲載しています。
お問い合わせの前にご確認ください。

診断書や証明書はすぐに発行してもらえますか?

診断書や証明書の発行の有無、手順については下記の扱いになっています。
不明な点は、平日9:00〜16:30に新潟市医師会(急患診療センターの5階、電話 025-240-4131)までお問い合わせください。

① 診断書(センター備え付けの用紙)
受診の時点で記載できる簡単な内容(診断名程度のみ)については、発行可能なので診察医に相談してください(有料になります)。

② 急患診療と関係のない診断書や証明書、急患診療であっても診察時点で記載できない内容(全治〇日間、今後の見通しなど)については、平日日中にかかりつけ医等の医療機関に相談してください。

③ 労災や自賠責、生命保険会社などの診断書等
これらについては通常の診察時には発行できません。
後日、新潟市医師会事務局(急患診療センターの指定管理者、同じ建物の5階)で対応いたします。

④ 警察への届出に必要な診断書(交通事故や傷害事件など)
急患診療センターでは精密検査ができず、全治〇日間という今後の見通しができないため一切発行していません。
平日日中にかかりつけ医等の医療機関を受診して相談してください。

⑤ インフルエンザの場合
♦保育施設や学校、職場を休むときなどに必要な書類【発症時】
・診察時にお渡しする「インフルエンザ診察結果説明書」を、診断書の代わりに提示するようお願いします(無料)。
・どうしても診断書が必要な場合(食品会社勤務など)には、別途料金が必要になります。
♦登園、登校、就業などの許可証【回復時】
・小児科では、翌日(または休日明け)に医療機関を受診することになるので、登園、登校許可証は主治医の先生と相談して書いてもらってください。

急患診療センターへの電話相談に関する注意点を教えてください。

症状が激しい場合(突然の激しい胸痛・背部痛・頭痛、強い呼吸困難、手足のマヒ、話せなくなる、意識がおかしい、顔色がひどく悪いなどの症状)では、重篤な病気が疑われ、一刻も早い病院での診療が必要なので救急車を呼んでください。
受診すべきかどうかなどご自身で判断がつかない場合は、電話でご相談ください。
また、他の医療機関で処方された薬に関する相談は、病状を把握できず適切な回答ができないので、受診した医療機関か調剤された薬局にお問い合わせください。
電話回線数が限られているため話し中だったり、急患対応などですぐに電話にでられないことがあります。
新型コロナウイルス感染症の流行以後、長時間の電話相談が増えています。多くの患者さんが迅速に相談できるように、「短時間での通話」に是非ご協力をお願いします。また、看護師が対応する、15歳以上向けの「救急医療電話相談(#7119)」、15歳未満のお子さんに関する「小児救急医療電話相談(#8000)」もありますのでそちらもご利用ください。

診察まで長時間待たされたことがありました。診察の順番や待ち時間について教えてください。

診察の順番は、診療科ごとに原則受付順ですが、緊急性がある患者さんの場合は優先的に診察になります。
インフルエンザや新型コロナの流行期や年末年始、ゴールデンウィーク、お盆になりますと、2〜3時間以上の待ち時間になることもあります。
待っている間に具合が悪くなった場合には職員にお申し出ください。また、できるだけ日中にかかりつけ医等を受診するようお願いします。

子ども用救急医療電話相談(♯8000)で受けた説明が、急患診療センターへの電話相談と違っていたのですがなぜですか?

救急医療相談電話(子ども用:♯8000、大人用:#7119、午後7時から翌朝午前8時)は、夜間の急な病気やけがで、すぐに救急車を呼ぶべきか、自分で医療機関を受診するべきか判断に迷った時に相談すると、看護師等から受診の必要性や対処方法、受診可能な医療機関の案内を受けることができるものです。
しかし、対応する看護師が、新潟市の医療状況や急患診療センターの当日の混雑状況、また、実施できる検査等の診療体制を全て把握していない場合もあるので、救急医療相談で当センターへの受診を勧められましたら、受診前に電話連絡をお願いします。

急患診療センターを受診しましたが、お薬が1日分しかもらえませんでした。なぜでしょうか?

病気やけがの発症直後には確実な診断ができないことが多く、受診の時点では、「緊急対応が必要かどうかの判断をする」ことを大きな目的としています。緊急の入院治療等が必要な場合には他医療機関へ紹介し、緊急性がないと判断した場合でも翌日かかりつけ医等で病状の変化等を確認してもらうこととしています。そのため、応急処置を行うとともに、薬も原則1日分(または休み明けまで)としています。

7つの診療科がすべて毎日、診療しているのですか?

内科、小児科は1年中(平日の昼間を除く)、夜間も朝まで診療していますが、整形外科は平日の夜10時まで。
その他の診療科は主に休日の昼間に診療しています。受診される場合は、各診療科の診療時間を確認してから来院してください。
特に頭部のケガで脳が心配な場合は脳外科でないと診療できないのでご注意ください。

医療費は通常の医療機関と同じですか?

夜間、休日、深夜加算がつきますので、通常の診療よりかなり割高になります。
可能であれば、費用が安い平日日中の医療機関受診をお勧めします。

マイナンバーカードの健康保険証利用は可能ですか?

マイナンバーカードの健康保険証利用は可能ですが、現段階では、建物内の受付に1台のみしか受付機を用意できていません。

・当面の間は保険証をお持ちいただいた方がスムーズな受付と診察が可能なのでご協力をお願いします。
特に、屋外での検査や診察を行う発熱症状の方や症状が強い方の受診時には、保険証をお持ちいただくことにご協力をお願いいたします。

・マイナンバーカードの健康保険証利用には、事前に① マイナンバーカードを取得し、 ② 取得後、健康保険証利用の申込みが必要です。
詳しくは、厚生労働省のホームページ等をご覧ください。

・マイナンバーカードを利用する場合でも、こども医療費助成受給者証、高齢受給者証、限度額適用認定証等も併せてお持ちください。

・マイナンバーカードの暗証番号(利用者証明用電子証明書用で数字4桁)が必要になる場合があるので、受診前に確認してきてください。

保険証がなくても受診は可能ですか? また、支払にクレジットカードは使えますか?

急病やけがの場合、保険証やお金の用意が足りなくても受診可能です。
保険証をお忘れの場合は、一旦窓口で全額お支払いいただき、後日領収書・保険証をお持ちになり精算してください。
お金が不足の場合も同様で、診察終了後受付で精算のご案内をいたします。
クレジットカードやキャッシュレス決済は使用できません。
また、医療助成の書類を忘れた場合も、一旦医療助成なしの金額でお支払いいただきます。

通院できますか?

あくまでも救急の応急手当てをする施設ですから、通院治療は行っていません。
急患診療センター受診後はお近くの医療機関を受診していただきます。そのため原則として1回の受診ごとに初診扱いになります。

診察医はどのような医師が担当するのですか?

急患診療センターは、新潟市が開設し新潟市医師会が管理運営を行っています。
開業医や診療所・病院に勤務している医師が交替で出務しています。
医師不足のなかで新潟市の救急医療を守るために、日中の勤務後の夜間や休日の急患診療に協力をお願いしています。
診察医の負担軽減のために、できるだけ平日日中に医療機関を受診してください。

電話等で診療の予約はできますか?

急患診療のため電話等での予約はできません。
各診療科の診療日と受付医時間をご確認の上、直接受診してください。ただし、発熱で受診される場合は、受診前に必ずお電話をお願いします。
病状に合わせて、コロナとインフルエンザの同時検査(日中のみ)の時間調整を行います。

どのような診療科があるのですか?

現在、内科、小児科、整形外科、脳神経外科、産婦人科、眼科、耳鼻いんこう科の7つの診療科で診療を行っています。