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理事会2017/10/21公開

平成29年度第8回 理事会

主事項名 理事会議事録
開催日 平成29年10月21日(土)
会場 新潟市医師会理事会室
医会担当者 広報部
議事録/
議事要旨
午後2時30分 開会

理事数 16名  出席理事 15名
出席理事 藤田会長、永井副会長、浦野副会長、橋本理事、岡田理事、山添理事、荻荘理事、
古泉理事、白柏理事、佐藤理事、横田理事、田中理事、山本理事、細野理事、西條理事
議長理事 藤田会長
出席監事 熊谷監事、今野監事

講 演  『最近の医学教育の話題』 「西條理事」 14:30から15:00
      
1 挨 拶 「藤田会長」
 
2 協議事項

1)代議員数の見直し【総務部】「藤田会長」

定款17条第1項では、概ね正会員30人に1人との規定があるにもかかわらず、代議員選
挙規程第4条では35人までの選挙区で1人とし35人を超える選挙区では2人となっており、本来であれば新法人移行の際に見直すべき選挙規程が残ったままであるため、定款に基づき会員の意見を公平に反映する意味からも、定款上の30人規定の見直しも含め協議を行った。議決権を左右する大事な問題の為、情報を共有した上、次回理事会(10.25)にて再度検
討することとなった。

2)市民健康福祉まつりへの参加協力のあり方【総務部】「事務局」

近年は参加団体も増加し、当該まつりを取り巻く環境も着実に変化してきている。昨今は、検査機器調達の困難さや本会の人的・財政的負担も懸念される。また、相談と医療行為の線引きの問題もあり、かなりの課題を抱えているため、これまでのように医会にお願いすることはせず、参加するとしても、極力負担のない形で参加することとなった。

3)-(1) 一般市民に対する公開講座等の助成について【総務部】「橋本理事」
3)-(2) 各医会が行う市民に対する啓発活動の助成金【総務部】「荻荘理事」
3)-(3) 眼科・耳鼻科・整形外科への3医会補助金も含む各医会への補助金の見直し
【総務部】「事務局」

公平性を重視し、総務部で助成規程(案)を作成し、理事会で諮ることとなった。

4)シンク・タンクの創設について【総務部】「荻荘理事」

郡市医師会ではまだ難しいため、まずは各担当ごとに総務省、厚生労働省などのホームペー
ジの情報での勉強会やメディファックス等のデータを蓄積するところからはじめることとなった。

5)新潟市警察協力医会について【総務部】「荻荘理事」

東警察との関係をさきがけとして、警察との協力体制を構築していくこととなった。
死因究明教育センターとの連携をとり、将来的にはだれでも検視できるようにしていく。

6)新潟市内各区長との意見交換会の開催、連絡について  【総務部】「荻荘理事」

地域包括ケアシステムにおける在宅医療、介護連携において各区役所との連携が重要であるため、もう少し区との連絡を密にしていけるよう検討することとなった。

7)理事会の終了時間について 【総務部】「荻荘理事」

協議事項は1時間以内、報告事項は30分以内をめざす。報告事項においては、会長・副会
長は、定款第23条第6項 職務執行状況の報告義務に基づき報告を行う。その他の報告事項については、原則書面報告とする。なお、事前にWEBでチェックして必要に応じて、当日あるいは事前に質問を行うようにする。説明を要する重要な報告についてのみ、問題点や課題に絞って行うこととなった。

8)委員会合同講演会・合同連絡会議について【総務部】「古泉理事」

総務部を中心として、勤務医委員会、女性医師委員会と新潟医学会との共催も視野に入れて、年1回開催を目指し検討することとなった。

9)新潟市に於いての大規模災害発生時における新潟市医師会の対応について
【医療安全部】「橋本理事」

新潟市より救護所等における医療活動について、従事者参集方法、診療体制・移送手段、急患センターの取扱い、診療所の被害状況や稼働状況の把握と報告の仕組み、被災地の診療体制についてを要請されている。新潟市と相談しながら検討していくこととなった。

10)他地域における大規模災害発生時における新潟市医師会の対応について
< 特にJMATの編成について>【医療安全部】「橋本理事」
平成27年3月15日に県医師会にて「JMATチーム編成に関する検討会」が開催され、県内の各医師会にJMATの編成が依頼された。新潟市医師会も少なくとも1から2隊の準備をしておき、いつでも活動に参加できる体制を作る必要があるとの提案があり、希望者がいなければ、アンケートを実施し、チームを編成することとなった。

11)病院連絡会議について【病院・勤務医部】「古泉理事」

市内の病院事務長連絡会議を活用することとなった。

12)急患診療センター電子カルテ導入【救急医療部】「山添センター長」

予算面からも機能を絞って段階的導入を検討していくこととなった。

13)急患診療センターの適正受診に関する市民への広報について
【救急医療部】「山添センター長」

新潟市で行っている、「市政さわやかトーク宅配便」への参加を検討してみて、できなければ、総合保健医療センター2階講堂で市民向けの「講演会」と「急患診療センター見学会」を来年度1回開催することとなった。

14)急患診療センターだよりの配布先拡大【救急医療部】「山添センター長」

区役所、市内の病院にも配布することとなった。

15)医学生の急患診療実習 【救急医療部】「山添センター長」

新潟大学医学部が地域医療実習を推進しており、新潟大学医学部と連携し検討していくこと
となった。

16)喫煙関連総合対策型検診委員会について【地域保健部】「古泉理事」

喫煙は全身に関連した長期間影響を受ける疾患であり、呼吸器系、消化器系、耳鼻科系、循環器系、泌尿器科系と広範囲に及ぶため、喫煙関連総合対策型検診委員会の組織が提案されたが、まずは喫煙の影響について市民に啓発することから始めることで検討することとなった。

17)メジカルセンターの今後の運営について【地域保健部】「事務局」

すべての事業を含めて、将来に向けて問題意識を共有した。

18)協同組合について【福利厚生部】「荻荘理事」

現在の社会情勢から考えると、ネット通販、流通革命等により今後の事業形態を考えるよう提案されたが、現在も医師会員、組合員の福祉に協力していることからこのままとすることとなった。

19)資産運用について【会計部】「荻荘理事」

普通預金以外での資産運用について提案されたが、資産運用規程(基本方針)第4条「資金
は金融運用商品の中で、元本返還が確実な方法で運用を行うものとする。」という規程に則り運用することが確認された。

以上で第8回理事会を終了し、午後5時55分散会した。